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乳児の歯の生え始めと違い、親が歯の生え始めを知らない時期(多くは成人以降)に生える上下顎の第三大臼歯。そのため親知らずという名が付きました。
ヒトが猿人から進化していく過程で、顎がちいさくなっていきました。しかし歯の数は顎が小さくなる前から変わらなかったので、親知らずが生えると顎の中におさまりきらず、結果的に歯並びを悪くしてしまうことがあります。
親知らずは正常に生えて機能するケースはあまりありません。横に生えたり、生えきらなかったりする場合がほとんどで、その際は隣の歯にも悪影響を及ぼします。周りの歯や歯肉にトラブルを引き起こす前に、歯科医と相談して抜歯してしまったほうがいいでしょう。
また親知らずの周りの歯肉が炎症を起こしている場合は、当日の抜歯は控え、炎症を鎮める処置を行います。
抜歯創(抜いたあとの傷跡)の消毒や抜糸などで、何度か通院する必要があります。また一時痛みが軽くなったものの、何日後に痛みが再発するケースもあります。
抜歯後は激しい運動、長時間の入浴は控えましょう。抜歯当日はお酒をのんではいけません。血行の良くなる行為は出血、痛みの原因になりますので控えましょう。
また、歯科医から処方された薬(抗生物質等)は、飲んだり飲まなかったりすると、薬の効きが悪くなります。必ず歯科医の指示通り内服し、出された薬は飲みきりましょう。