>HOME >虫歯について
口の内には多くの細菌が常に存在し、このなかに虫歯の原因菌が存在します。これらは甘い食べ物やデンプンから酸をつくりだします。虫歯の原因菌や唾液、酸などが結合し、歯垢となります。
歯垢が歯から取り除かれないと次第に歯石となります。さらに歯肉炎や歯周炎も起こす可能性があります。
歯垢の中の酸はエナメル質を溶かし、歯に穴をあけます。最初期の段階では、歯の表面は溶けず、その下から溶け始めます。これをエナメル質の表層下脱灰といい、この段階が初期の虫歯です。この段階では、ていねいな歯磨きなどで元の状態に戻る可能性があります。
1.歯垢をきれいに取り除かない状態が長く続く
2.虫歯の原因となる菌が口の中に多く、活発に活動している
こういった原因が重なって、虫歯ができます。
虫歯の治療法には、進行度に応じてさまざまな治療法があります。虫歯が初期の段階であればあるほど、費用も時間も軽い負担ですみます。
比較的初期の虫歯なら、虫歯の部分だけを削って、削った部分に詰め物をします。前歯など目につきやすい部分には、コンポジットレジンという白い樹脂などを詰めます。また、奥歯の噛み合わせ部分などは、削った部分の型を取ってインレーという金属などを詰めます。金属色が気になる場合は、保険外診療で歯の色とほぼ同様なセラミックス製のインレーを入れることもできます。
歯髄まで進行した虫歯の場合、麻酔をして歯を削り、歯の神経すなわち歯髄を取らなければなりません。神経を取った後の歯根の部分の再感染を防ぐため、消毒し、薬剤を詰めてその部分を密閉します。その上にコンポジットレジンなどで土台を作り、クラウンと呼ばれる金属をセメントで接着します。クラウンもセラミックス製のものもあります。
歯根まで虫歯が進行してしまうと、歯を抜いてしまう場合もあります。
◆正しいブラッシングで歯垢(プラーク)を取り除く
虫歯も歯周病も、歯垢(プラーク)を取り除くことが最大の予防となります。それには毎食後正しい方法で歯を磨くこと、そして最低1日1回は5分ほどかけて丁寧に磨きましょう。歯ブラシでどこを磨くかということと、磨き方をよく知ることが大切です。
◆軟らかくて糖分が多いものは控えめに
ケーキなど、軟らかくて糖分が多いものはどうしてもプラークがつきやすくなるので、そうしたものばかり食べないようにしましょう。食べたらすぐ歯みがきすることもお忘れなく。特に、寝る前に糖分が多いものを食べた後は、歯みがきとうがいをして十分に口の中の掃除をしましょう。
◆硬いもの、食物繊維の豊富な食品を食べよう
硬いものや、食物繊維が多いものは、歯に汚れがつきにくく、プラーク除去にも効果的です。また噛むことによって、顎の骨の発達や脳の働きを促します。
◆喫煙を控える
タバコに含まれる有害物質は、口の中の粘膜にがんを発生させやすくします。また、タバコを吸っている人は、吸わない人に比べて歯周病になる割合が高いといわれていますので、できれば禁煙をお勧めします。
◆半年に1回は歯医者さんでプラークと歯石を取り除いてもらおう
虫歯も歯周病も早めの治療が肝心です。半年に1回は定期検診を兼ねて、歯医者さんでプラークと歯石を除去してもらいましょう。